主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 生産システム部門研究発表講演会2016
開催日: 2016/03/14 -
近年、5軸制御切削加工においては、高効率な素材除去に伴う過大切削力の工具への作用が問題となっている。本研究では、CAMによって生成された工具経路、工具姿勢情報と素材形状からシミュレーションソフトウェアによって予測された瞬時切削抵抗を対象として、これをハプティックデバイスによって作業者に仮想的に提示するシステムを開発する。提案手法では、工具回転角に伴って変化する工具への作用力をハプティックデバイスの出力として与え、CAMオペレーターが経路や姿勢の設定が作用力に与える影響を把握し、設定パラメータを変更する事の可能なシステムを実現した。