生産システム部門講演会講演論文集
Online ISSN : 2424-3108
セッションID: 414
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多軸制御ワイヤ放電加工による複雑形状創生システムの開発
*越智 彬皓金子 順一堀尾 健一郎
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キーワード: Multi-axis control, WEDM, CAM
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抄録
機械加工法の一つであるワイヤ放電加工は,導電性材料と工具となる金属ワイヤに高い電位差を与えて近づけ,放電する際に発する熱によって材料を加工する方法である.切削加工とは加工原理が異なっており,切削加工の難しい難削材でも比較的低コストで加工できることから需要が高い.従来のワイヤ放電加工機は平面的な加工に特化していたが,現在多軸制御で加工姿勢の制約が少ない加工機が提案されており,複雑な形状の加工への期待が高まっているしかし,そういった加工機は加工手法と制御機構の新しい組み合わせであるため従来の CAMシステムでは効率の高い加工経路を設計することができない.そこで本研究では多軸制御のワイヤ放電加工機で複雑形状を加工するために効率の高い加工経路を自動で設計するシステムを開発した加工にワイヤを利用する特性上凹んだ形状を加工することができないため,開発したシステムでは荒加工を目的としてより体積除去量の多い加工経路を計算する開発した経路設計手法では,立体モデルをあらゆる方向から見たときの外側の輪享|に沿ってワイヤを移動させて加工する場合を比較し,除去体積を元に加工効率を計算して加工姿勢を決定する経路に変換するには,加工姿勢における立体モデルの輪郭線を取得した後,画像処理ライブラリ OpenCV の多角形近似アルゴリズムを用いて輪郭線を頂点の集合に変換し,加工経路の経由点とする姿勢を様々に変えながらこの加工を複数回繰り返し,徐々に目標とする完成形状に近づけていく.
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© 2017 一般社団法人 日本機械学会
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