著者所属:一橋大学大学院社会学研究科
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本発表は、現代インドの都市で市民がどのようなものとして実演されているのか、市民運動として展開されたタブロイド新聞の美化キャンペーン「汚れとの戦い(Fight the Filth)」を事例に考察する。1990年以降のインドでは、経済自由化と連動して、ミドルクラスの市民運動が活発化している。ここでは、それらの市民社会運動で使われる用語としての「市民(citizen)」と運動の形式に注目し、不明確な概念に形を与えようとする市民社会の美学を分析する。
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