生産システム部門講演会講演論文集
Online ISSN : 2424-3108
セッションID: 205
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強靱性を有するサプライチェーンネットワークの設計に関する研究
―最適性と計算効率の向上を目指して―
*小林 響生貝原 俊也國領 大介田中 里奈原 昌史宮地 優斗サリッディチャイナンター プーチット
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録

地震やパンデミックなど,時期や規模が不確定なリスクによるサプライチェーンの途絶は,時として大損害を与える.そのため各企業は想定される途絶リスクに対し強靭なサプライチェーンを設計することで,種々のリスクに対し定常運転を維持することが重要である.我々はこれまでに,二段階確率計画法を用いた強靭なサプライチェーンの設計手法を提案してきた.本発表では,途絶シナリオのサンプリングとシミュレーテッドアニーリングにより最適性と計算効率の向上を目指す手法を新たに提案し,計算機実験によりその有効性について評価する.

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© 2024 一般社団法人 日本機械学会
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