抄録
ペットロボットは, 「飽きられる」という宿命を負っている。これまでのペットロボットでは, ハードウェア要素を増やしたり, 行動レパートリーを増やしたり, 行動の選択に学習を取り入れる等により, 退屈を防ぐ方策をとっている。しかし, なお飽きを避けるには十分であるとは言えない。そこで, 筆者らは, 人とロボットとのインタラクションの中で, この「複雑さ」と「飽き」についての関係を基本から調べることにより, 人を飽きさせない要素を調べ, それをロボットに付加することにより, 「飽きないロボット」の実現をめざす。