抄録
高齢化の加速に直面し,障害者と高齢者のQOLと自立が注目されている。人類の宇宙活動の進歩に伴い,福祉工学とスペースのより深い関係の拡大が期待される。この論文は(1)宇宙技術のスピンアウトのアウトライン,(2)宇宙からリハビリテーショ工学へのスピンアウトの例,(3)リハビリテーショ工学から宇宙技術のスピンアウトの可能性,(4)日本の宇宙活動における状況,(5)私企業からの自発的な活動。高齢社会において、人間工学の点から福祉工学と高いポテンシャルを持っているスペーステクノロジー(スペース利用を含め)とめ共同作業に強い配慮が払われるべきである。