栄養と食糧
Online ISSN : 1883-8863
ISSN-L : 0021-5376
蛋白質栄養と尿素合成能の調節
岡田 美津子
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1968 年 21 巻 2 号 p. 74-76

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抄録

1. 高蛋白食を与えると肝内Orn量, 尿素, アルギナーゼ活性が共に増加するが, 遊離アンモニア量は一定量以上に増加しない。
2. 肝Mt内に局在するOKTはTCAサイクルと共役して有効にGluが生成される以外に単離したMtを用いた場合はグルタミックセミアルデヒドがさらに酸化されてGluになる。
3. OKT・TCA共役反応系はバリン, アンモニアにより阻害される。
4. Valを腹腔内に注射したラット肝はOrn濃度を高く保つことができる。

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© 社団法人日本栄養・食糧学会
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