2025 年 21 巻 1 号 p. 38-43
本報告の目的は,新設した科目「成人看護援助論Ⅲ」の概要報告と,教育設計や評価を行うフレームワークであるADDIEモデルを用いて考察することとした.コロナ禍で臨地実習時間が制限される経験から,臨地実習で実施すべき内容と学内演習の精査が期待された.また,新カリキュラム導入により,本学の成人看護学実習が3週間から2週間に短期間化する運びとなった.その中で,3年次の臨地実習の直前に開講される成人看護援助論Ⅲは,臨地実習を想定した学修になるよう,情報収集技能の習得に向けた演習,アクティブラーニングを目指した時間構成,および臨地実習での援助を想定した看護計画作成と模擬患者への援助として展開した.