2024 年 41 巻 3 号 p. 437-441
【背景】Parkinson病(Parkinson disease:PD)の運動療法の有効性は知られているが,在宅での自主訓練の継続性について課題がある.PD患者の日常生活動作(activities of daily living:ADL)改善のため,在宅運動療法にオンライン診療を併用し,理学療法士などと連携して患者の自主訓練を指導した.【対象】PD患者5名,年齢60~80歳代,罹病期間9年~23年,Hoehn–Yarh重症度3~4度,全例off症状,歩行障害と姿勢異常がみられた.【方法】かかりつけ医の診療情報のもと,オンライン診療併用在宅運動療法を導入.WEB上の運動療法メニューを選択し,毎日自主訓練を指示.オンライン診療で,歩行と姿勢調整をリアルタイムに指導した.【結果】全例でPD治療薬の変更なく歩行やADLが改善し,姿勢異常が軽減した.【まとめ】オンライン診療併用在宅運動療法はADL改善に有用と考える.