抄録
コンビニエンスストア従業員が自らの性格特性とストレスの環境に関する設問に対して調査票に回答し、
回答したデータを統計的に偏りが無いことを検証し、検証したデータを基に、コンビニエンスストアの従業
員の性格特性とストレス環境に関する情報からショートビッグファイブ理論と多重比較検定を用い分析した。
抱えるストレスの要因を性格特性により分類し、特徴を抽出した。分類結果からストレス予防の対応として、
ストレスになる可能性がある業務の接客時の笑顔に着目し、コンビニエンスストアの従業員の能力として要
求される感情労働理論において接客時の笑顔が性格特性に影響し表層演技であるか深層的演技であるかを確
認可能か確かめた。