抄録
2021 年2月1日に政変が起こった。50 年以上に亘る軍政から民主化への転換に伴い、規制撤廃と情報の自
由を謳歌するかのように見えた国民生活の裏で、地域格差が広がり住民の不満は募っていた。民主化暴動か
ら、報道やSNS など通信手段の多様化に付随して、辺境少数民族の反政府運動などに加えて、宗教対立から
仏教徒の過激化も拡大している。
本研究は、ミャンマーの民主化とともにインターネットの普及は急速に広がり、ソーシャルメデイアの発
展を中心に通信手段を通じて特にZ 世代呼ばれる若者が市民社会をリードし、その政治意識の変化が国内外
に伝播し、軍政に対抗する組織に成長する過程を明らかにするものである。