抄録
本論文では、コロナ禍が終息しても、バーチャル観光は、有益なサービスとして、生活者に受け入れられ続ける可能性はあるのではないかという問題意識をもって研究を進めた。バーチャル観光をA.リアルタイム参加型バーチャル観光B.オンデマンド動画視聴型バーチャル観光 C.ヘッドマウントディスプレイ利用型バーチャル観光の3つの方式に整理した。そして、A,B,Cに対する仮説を提示し、アンケート等により検証した。結果、AとBに関連する仮説は支持されたが、Cについては検証できなかった。バーチャル観光の一部は、コロナ禍が終息しても、その魅力が認められて、有益なサービスとして継続する可能性があるが、すべてのバーチャル観光が受け入れられるわけではない。バーチャル観光を推進しようとする旅行会社は詳細に検討してビジネスを進めていく必要がある。