2020 年 32 巻 6 号 p. 964-974
人に寄り添う情報支援を行うためには,ユーザの意図や状況を理解する必要があり,ノンバーバルコミュニケーションに基づく共感は必要不可欠である.本研究では,ユーザが「どのような人」であり「どのような人」を目指しているのかを理解し,共感した上で情報支援を行うシステムを開発する.このシステムは,マルチロボットコミュニケーションによる共感要素を取り入れた対話システムと,ユーザのリアクションを入力とした信頼度推定システムを導入することにより,ユーザの意図や状況を推定し,それに合わせた支援を行うことを目的とする.さらに,提案手法の有効性を検証するために,提案手法と従来手法の比較実験例を示す.