2026 年 38 巻 3 号 p. 675-682
ミニ四駆AIのモータ回転数計測手法については,赤外線フォトリフレクタを用いる方法が先行研究で示されている.しかし,シャーシなどの部品加工や3Dプリンターを用いた赤外線フォトリフレクタの装着部品製作が必要となる.本研究では,ミニ四駆利用者が用いているケースが多いモータ回転音からハニング窓を用いたフーリエ変換の周波数補間公式を用いたモータ回転数を推定する手法について,推定精度を向上させる手法を適用することによって様々な計測条件における回転数推定精度を向上し,ミニ四駆AIにおける回転数制御へ応用する手法を考案した.その結果,11050 Hz以上のサンプリング周波数条件において,従来のモータ回転数推定精度より向上することが示された.