国際医療福祉大学三田病院頭頸部腫瘍センター
千葉徳洲会病院頭頸部外科
国際医療福祉大学三田病院歯科口腔外科
2016 年 28 巻 4 号 p. 232-236
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当科にて救済手術を施行した口腔扁平上皮癌深部再発症例27例の検討を行った。救済手術後の1年生存率は75%,2年生存率は61%であった。無病生存期間は中央値10.9か月(2.6か月~61.3か月)であった。予後不良因子は術後病理断端陽性・近接および,原発巣亜部位が舌・口腔底・頰粘膜であった。原発巣再々発部位は,後方および副咽頭間隙が88%を占めており,後方の安全域の設定,副咽頭間隙郭清も考慮すべきと考えられた。
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