日本口腔腫瘍学会誌
Online ISSN : 1884-4995
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両側上顎洞の異時性重複癌と考えられる1例
上原 雅隆吉田 眞一佐野 和生井口 次夫
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キーワード: 上顎洞, 扁平上皮癌, 重複癌
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1998 年 10 巻 1 号 p. 43-47

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抄録
われわれは, 右側上顎洞癌治療後6年目に, 反対側上顎洞に第二癌が発症した症例を経験した。第一癌, 第二癌共にいわゆる三者併用療法を施行したが, 第二癌はコントロールしきれず, 死の転帰をとった。
癌治療後は, 長期にわたって緻密な経過観察が必要である。
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© 日本口腔腫瘍学会
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