日本小児アレルギー学会誌
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総説
喘息における分泌とその制御
荒川 浩一水野 隆久小山 晴美只木 弘美望月 博之徳山 研一森川 昭廣
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2007 年 21 巻 2 号 p. 180-186

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抄録
気道の粘液分泌亢進を生じる代表的な疾患として気管支喘息があげられ,杯細胞過形成や分泌亢進による粘液栓の形成は,気道閉塞を進行させ,死亡の主たる原因にもなり重要と考えられる.気道ムチンは,気道上皮より産生される粘液中の主要な糖蛋白で,近年,多くのムチンコアタンパク質と MUC 遺伝子が見いだされ,その発現調節に上皮増殖因子,サイトカイン,ウイルスなどが関与していることが判明している.また,その制御に関しては,特異的な薬剤の開発がまだ見られていないが,我々は,グルココルチコイドや DSCG の分泌に対する制御について検討している.気道ムチン遺伝子発現制御の解明が,喘息の新しい治療戦略の開発につながるものとして期待される.
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© 2007 日本小児アレルギー学会
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