日本小児アレルギー学会誌
Online ISSN : 1882-2738
Print ISSN : 0914-2649
ISSN-L : 0914-2649
小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2008解説「ガイドラインをどう読むか」
第4章 小児気管支喘息の呼吸器関連合併症
栗原 和幸
著者情報
ジャーナル 認証あり

2009 年 23 巻 2 号 p. 239-244

詳細
抄録
近年,喘息の治療戦略は飛躍的に向上したが,喘息の診断技術は同様に進歩したとは言い難い.典型的な症状でない場合,常に鼻炎,副鼻腔炎の充分な観察を行い,GERDについての認識も高めることが必要である.喘息の診療の経過中も,急性期,慢性期に合併する種々の状態について配慮し,適切な対応を講じることでより良い喘息患者の管理が可能となる.
著者関連情報
© 2009 日本小児アレルギー学会
前の記事
feedback
Top