三菱電機 (株) 先端技術総合研究所
東京理科大学工学部
2005 年 71 巻 10 号 p. 1309-1314
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三次元形状データを元に直接補間点を生成する機能を持つ数値制御装置である面補間NCを提案している. この数値制御方法を使用したプロトタイプシステムによる加工実験の結果では, 加工面に傷が生じるという問題が確認された. この論文では, この問題点を解決するために, 減速所要距離を離散モデル化し加速度を許容加速度内で調整する加減速補償を提案する. そして, 市販CAMシステムとの比較を行い, 提案の加速度補償法を採用することにより, 傷の発生を低減した高品位な加工面が得られることを示す.
精密工学会誌
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