精密工学会誌論文集
Online ISSN : 1881-8722
Print ISSN : 1348-8724
ISSN-L : 1348-8716
論文
薄板のレーザ曲げ加工
―バックリングモードにおける試料寸法と形状の効果―
三須 直志佐野 裕宮崎 俊行吉岡 俊朗徳永 剛田中 義弘
著者情報
ジャーナル フリー

2005 年 71 巻 12 号 p. 1536-1540

詳細
抄録

バックリングモードによるレーザ曲げ加工では, 板がどちら側に曲がるか予測できないことが実用化の大きな障害となっている. 試料の寸法や形状が曲げ特性に与える影響について検討し, 初期弾性変形を与えることにより曲げ方向が制御できることを見出し, レーザ照射条件と曲げ角度の実験式を導いた.

著者関連情報
© 2005 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top