日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第67回(2016)
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一般研究発表(06) 体育経営管理
06経−24−口−05 地方都市におけるプロスポーツクラブの実践的研究
プロスポーツ振興「栃木モデル」構築に向けての取り組み
*小山 さなえ関根 正敏鈴木 美沙都小野里 真弓
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p. 191_2

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抄録

 わが国では、人口減少・超高齢化社会など時代の潮流に伴う地域経済の衰退は、多くの地方自治体が直面する大きな課題となっている。このような現状において栃木県では、「スポーツによる地域活性化」に向けた取り組みが期待されている。筆者らはこれまで、産官学連携により「プロスポーツ振興『栃木モデル』構築に関する研究会」を創設し、実現可能な「緩やかな連携策」を検討してきた。「栃木モデル」とは、本県ならではの特色と条件にもとづき、スポーツを核に優れた資源を活用することにより、スポーツ振興と地域活性化の好循環をめざすものである。これまでの先行研究では、栃木の4プロスポーツクラブを中心に調査研究を実践しており、昨年は非観戦者の実態から新たなマーケット開拓の手法を検討し、消費行動を分析するAISASモデルに依拠しながら非観戦者のセグメント化を試みた。本研究では、上述の先行研究の結果から検討された課題と、実際の観戦者を対象とした調査研究において、各クラブ固有の観戦者の実態を明らかにし、新たなマーケットの可能性について考察する。

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