日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第67回(2016)
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一般研究発表(08) 測定評価
08測−24−ポ−20 ラジオ体操を励行している高齢者の生活習慣と生活活動力について
*武藤 三千代渡部 鐐二白石 まりも
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p. 230_2

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抄録

 昭和3年から始まったラジオ体操は国民的に親しまれ、日本における健康づくりの柱となり大きな貢献をしていることは周知のとおりであり、特に高齢者を中心に全国各地で実施され注目されている。ラジオ体操を継続的に実施すると、体内年齢や体力年齢が実年齢より低く生理機能にも好影響をもたらすことや、生活習慣においても心身ともに活発な生活を送る機会となり好影響をもたらすことを報告した。さらに今回はラジオ体操を励行している高齢者の生活習慣と生活活動力の関係について検討した。対象は、ラジオ体操を3年間以上週5日以上継続的に実施している高齢者であり、全国の8地域(横須賀、新発田、大分、相模原、静岡、福山、鶴ヶ島、小金井)における測定参加者であった。被験者は男性178名、女性279名、合計457名であった。測定項目は生活活動力として10m障害物歩行、5mジグザグ歩行、長座体前屈、握力の4種目、生活習慣については生活およびラジオ体操に関するアンケート調査、健康指標による調査(SF-8)、身体活動量については生活習慣記録機(ライフコーダPLUS)を被験者の腰部に15日間装着し測定した。

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© 2016 一般社団法人 日本体育学会
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