日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第67回(2016)
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一般研究発表(09) 体育方法
09方−26−ポ−37 9人制女子バレーボールにおける戦術に関する研究
サーブ効果率の検討
*古瀬 由佳塚本 博之湯澤 芳貴
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p. 269_1

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抄録

 現在、国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する大会はすべて6人制であり、我が国においても6人制を中心に発展してきた。これに対し9人制は、アジア一部の国での競技に止まり、国際的に見ればその競技人口も少ない。しかし日本においては、クラブや実業団をはじめ9人制のチームが多く、ママさんにおいては、35歳以上のマスターズや50歳以上のいそじ大会、60歳以上のことぶき大会など多種多様である。男子では40歳以上のマスターズや50歳・60歳のカテゴリーのあるヴィンテージなど、その年代に応じたルールで様々な大会が開催され、生涯スポーツとして確立されている。6・9人制のルールの相違点はいくつかあげられるが、その中でも勝敗に大きく関与すると思われるサーブに絞り今回の研究を進めた。9人制ではサーブは2回トライ出来る。そのため、6人制よりもサーブの効果が期待でき、ブレイク率も高くなることが予測される。そこで、9人制のサーブの種類、ファーストサーブの成功率、レセプション評価、ブレイク率を分析し、サーブ効果率と勝敗の関係を検証することとした。対象は平成28年度水の都杯9人制女子バレーボール選抜優勝大会対象とした。詳細は当日発表する。

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