主催: 一般社団法人 日本体育学会
会議名: 日本体育学会第69回大会
開催地: 徳島大学常三島キャンパス/あわぎんホール
開催日: 2018/08/24 - 2018/08/26
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シューズは、多くのスポーツをする上で欠かすことのできない重要なギアの一つであり、選手のパフォーマンス発揮や障害予防を考慮した機能設計が行われている。ここで、シューズに要求される機能は、対象とする競技の特性、選手の身体的、技術的な特徴、また使用される環境などによって異なる。そのため、スポーツシューズを設計する際には、まず、対象とするスポーツにおいて、選手はどのように動き、その動作におけるシューズの負荷や変形状態の把握が必要である。そして、要求される各機能を満たすシューズを設計すべく、最適な構造の検討に加え、最適な材料の選択と配置が求められる。
本発表では、バスケットボールシューズの機能設計事例として、動作分析による要求機能抽出およびコンピュータシミュレーションを用いた構造設計例などについて紹介する。
協力:日本バスケットボール学会