東海大学医学部付属八王子病院 神経内科
2017 年 32 巻 5 号 p. 1442-1444
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パーキンソン病は,中脳黒質ドパミン神経細胞減少による運動障害であるが,近年多彩な非運動症状を来す症候群として理解される.レボドパ補充療法が有効であるが,進行期には嚥下障害のため内服が困難となり悪循環を呈する.また,咳嗽反射の低下のために不顕性誤嚥を繰り返し,栄養障害による免疫力低下も関与して誤嚥性肺炎を発症する.最近では,PEGによる栄養管理や薬物投与,貼付剤治療も行われ,効果を発揮している.
静脈経腸栄養
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