名古屋大学大学院医学系研究科地域在宅医療学・老年科学
2019 年 34 巻 2 号 p. 71-75
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高齢者、特に75歳以上の高齢者における栄養療法に関しては画一的な対応が困難で、患者ごとのテーラーメイドな栄養療法を行わざるを得ないケースが多い。高齢者では成人にはない種々の栄養に直結する多数の問題が存在する。その多くは未解決であり、今後の研究ならびにエビデンスの蓄積が必要である。本稿ではその中でも高齢者の低栄養のリスク要因に関して、栄養評価、フレイル・サルコペニア、multimorbidity、栄養介入の問題に関して触れてみたいと思う。
静脈経腸栄養
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