核融合研究
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高速テータピンチに於けるプラズマの動的挙動の機構について
進藤 益男池田 長康海老塚 佳衛
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1963 年 11 巻 1 号 p. 21-35

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抄録
速いテータピンチに於ける逆磁場の急速な変化とそれに伴なう動的特性は機構が不明のまゝ解明されていなかった。我々は有限長の放電管やシラ型に於ては電流の半径方向の成分が存在しうることにより, 衝撃波が中心軸に衝突する頃よりプラズマ表面及び中心軸附近で逆磁場が急速に変化しうることを合理的に説明した。又これに同伴するプラズマの回転運動, 温度上昇の機構などにも同様矛盾のない解釈を与えた。
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© プラズマ・核融合学会
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