千葉大学大学院医学研究院整形外科
千葉県こども病院整形外科
2020 年 11 巻 2 号 p. 29-37
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DTIを用いて体位による腰神経走行変化,脊柱変形における腰神経と椎体の位置関係を検討した.腰神経は椎体中央より後方に位置し,側臥位・股関節屈曲位において腰神経は後方へシフトした.脊柱変形では凸側で大腰筋は弛緩し,神経が後方シフトしていた.側方椎体間固定において,椎間板の中央より前方アプローチは安全であり,側臥位・股関節屈曲位は神経損傷のリスクを軽減でき,脊柱変形凸側アプローチは比較的安全と考えられた.
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