岩手医科大学整形外科学講座
東京医科大学整形外科学講座
2020 年 11 巻 6 号 p. 908-911
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多発性骨髄腫患者の初発症状と初診の診療科,最終診断までの期間を調査した.
多発性骨髄腫と確定診断された59例を対象に後方視的に調査した.
整形外科を初診した患者は45.0%だった.整形外科全体での診断遅延は34.0%,整形外科開業医での診断遅延は63.6%だった.整形外科的な症状が55.1%,内科的な症状が28.2%で,腰痛が最多だった.
多発性骨髄腫を遅延なく診断するには,血液検査を行う必要がある.
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