豊橋市民病院脊椎外科
2024 年 15 巻 4 号 p. 695-699
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症例は7歳,女性.特に誘因なく頚部痛が出現し他院にて頚椎椎間板石灰化症と診断された.頚椎CTでC3/4椎間板の脊柱管内への突出,頚椎MRIで髄内輝度変化を伴う脊髄圧迫所見を認めた.治療は頚椎カラー固定,アセトアミノフェン定期内服を行い,症状,画像所見ともに改善した.小児頚椎椎間板石灰化症は脊髄圧迫を呈していたとしても保存加療を考慮するべきである.
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