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Palliative Care Research
Vol. 11 (2016) No. 3 p. 217-224

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http://doi.org/10.2512/jspm.11.217

原著

【目的】特別養護老人ホームとグループホームの介護職員を対象に,ターミナルケア態度と個人属性,死生観との関連を検討した.【方法】特別養護老人ホームとグループホームの職員772名に,無記名の自記式質問紙調査を行った.【結果】記入漏れのある者などを除外した338名(有効回答率43.8%)を分析対象とした.ターミナルケア態度総得点は,スタッフに比べて管理職(β=0.182, p=0.001),看取りの人数が10人以上(β=0.155, p=0.003),死生観尺度の《死からの回避》の得点が低く(β=−0.183, p=0.001),《死後の世界観》の得点が高いほど(β=0.168, p=0.001)高かった.【結論】ターミナルケア態度には,職位や看取りの人数,死生観が影響していた.高齢者施設での質の高い看取りケアの提供に向けて,ターミナルケア態度に影響する要因をさらに検討する必要がある.

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