Palliative Care Research
Online ISSN : 1880-5302
原著
地域対象の緩和ケアプログラムによる医療福祉従事者の自覚する変化: OPTIM-study
森田 達也野末 よし子花田 芙蓉子宮下 光令鈴木 聡木下 寛也白髭 豊江口 研二
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キーワード: 緩和ケア, 地域, 在宅ケア, 連携
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2012 年 7 巻 1 号 p. 121-135

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抄録

本研究の目的は, 地域緩和ケアプログラムが行われた地域の医師・看護師の体験した変化を収集することである. OPTIMプロジェクト介入後の医師1,763名, 看護師3,156名に対する質問紙調査の回答706件, 2,236件を対象とした. 自由記述の内容分析を行い, それぞれ327, 737の意味単位を同定した. 好ましい変化として, 【チーム医療と連携が進んだ】 ([相談しやすくなった][名前と顔, 役割, 考え方が分かるようになった]など), 【在宅療養が普及した】 ([在宅移行がスムースになってきた]など), 【緩和ケアを意識するようになり知識や技術が増えた】が挙げられた. 意見が分かれた体験として, 【病院医師・看護師の在宅の視点】【活動の広がり】【患者・家族・市民の認識】が挙げられた. 地域緩和ケアプログラムによるおもな変化は, チーム医療と連携, 緩和ケアの意識と知識や技術の向上, 在宅療養の普及であると考えられた.

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© 2012 日本緩和医療学会
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