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Palliative Care Research
Vol. 7 (2012) No. 1 P 301-305

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http://doi.org/10.2512/jspm.7.301

短報

【目的】がん対策基本法に基づき, がん医療に携わるすべての医師に対して基本的な緩和ケアに関する研修が行われている. 本研究の目的は, 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了者が感じている, 研修会実施による変化を明らかにすることである. 【対象と方法】緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了者12名により, 「緩和ケア研修会を通じて得られたもの」についてブレインストーミングを行い, その内容を質的に分析した. 【結果】緩和ケア研修会の開催を通じて得られたものとして, 連携の強化, 知識・スキルの獲得, 緩和ケアの認知度の向上, 地域の緩和ケアリソースの把握, 研修会受講生の行動変容, 院内緩和ケア体制の整備の6つのカテゴリーが抽出された. 【結論】指導者研修会修了者は, 緩和ケア研修会の開催により知識・スキルの獲得という直接的成果だけでなく, 連携強化, 緩和ケアリソースの把握などの間接的成果が得られていると感じていることが明らかとなった.

Copyright © 2012 日本緩和医療学会

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