2021 年 46 巻 3 号 p. 220-223
多房性水頭症や脳瘤後水頭症などの特殊な水頭症においては,内視鏡治療が重要となっている.特殊な水頭症に対して当院で内視鏡治療を施行した8例について検討した.ナビゲーションと硬性鏡の導入前(A群)と導入後(B群)について,多房性水頭症のA群では,脳室カテーテル2本が必要であったが,B群では1本のみであった.脳瘤後水頭症のA群では,シャントが必要であったが,B群では,シャントなくコントロールできていた.特殊な水頭症において,内視鏡治療は重要な役割を果たしており,早期の介入が必要であると思われた.