主催: 一般社団法人日本周産期・新生児医学会
会議名: 周産期学シンポジウム:予後不良因子を有する胎児・新生児への医学的対応
回次: 19
開催地: 東京都
開催日: 2001/01/19 - 2001/01/20
p. 61-70
周産期医療の発展により,低出生体重児や重症仮死といった重症患児の死亡例は減少の一途をたどっており,予後も迅速で適切な処置,治療により改善されてきている。しかし現在の医療でできるかぎりの治療を行っても,医学的な[限界]からなお予後の悪い児は現実に存在する。
そのような予後不良の患児たちへの医学的な介入について,当院NICUにおける緩和的医療(看取りの医療を含む)を中心に述べる。