2016 年 32 巻 1 号 p. 45-49
下肢の感覚障害によって歩行時のクリアランスが消失するなどの異常歩行が生じる.そこで感覚を代償をするために,フットスイッチを使用した聴覚フィードバック装置を作製した.この装置は,足底接地時に日階名(音階)「ド」「レ」「ミ」と発生する設定が可能である.足底接地時の音の発生によりフィードバックが可能.さらに,フットスイッチの信頼性の検討を行った.検者内信頼性は健常者27名54肢(男性13名,女性14名),年齢21.3±0.4歳,検者間信頼性は14名28肢(男性7名,女性7名),年齢21.2±0.4歳を対象とした.フットスイッチを踵と母趾球に貼付して,快適速度にて6歩行周期分の1歩行時間と足底接地時間を測定した.検者内信頼性と検者間信頼性ともに級内相関係数は0.800以上と,高い信頼性があった.