日本義肢装具学会誌
Online ISSN : 1884-0566
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ISSN-L : 0910-4720
特集 スポーツ外傷・障害に対するリハビリテーションと装具療法
スポーツ障害·外傷における装具の役割
米谷 泰一, 辻井 聡, 濱田 雅之
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キーワード: 外傷, 障害, 装具, 修復過程
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2021 年 37 巻 1 号 p. 5-10

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抄録

一般整形外科の「日常生活レベルへの回復」と異なり,スポーツ選手においては,元のレベルは最低限,「さらに上のレベルへのスポーツ復帰」が治療目的であり,機能修復·機能改善の早期獲得と,再発予防の2つが求められる.障害治療では,動作制限を最小とした関節制動装具や,全身アライメントの改善に患部外装具を用いる.外傷直後は,疼痛軽減と,損傷部位への負担軽減·治癒促進のために,関節固定や制動の強い装具を用いつつ,復帰にむけて障害治療と同様の装具を用いる.治療段階ごとの患部評価と,スポーツ動作再獲得への全身評価から装具を検討する一方で,使用時間·頻度·運動強度·競技種目·レベル·競技ルールにも合わせた修正が必須となる.時間的·金銭的制約がある現実の中,アスリートの喜ぶ顔と遭遇した時の達成感は格別であり,そうした経験が全ての人への還元につながると信じている.

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© 2021 日本義肢装具学会
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