2025 年 41 巻 1 号 p. 16-21
下肢装具利用者にとって装具を適切かつ安全に使い続けるためには,破損や適合性の定期チェックを行い,適宜メンテナンスを受けられるフォローアップの仕組みが必要である.しかし,その支援体制はいまだ不十分で,個々に試行錯誤して作り上げている段階にあり,積極的かつ継続的な連携が行われる仕組みが求められる.弊社における連携に関する取り組みとして,連携の基本となる装具ノートの配布や介護支援相談員と写真を用いた連携,義肢装具士同士の同職種連携としてブレースマッピングの活用などを提案している.今後個々の連携が最適化されて,加速度的に全国で汎用化される仕組みづくりが急務である.