日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第45回日本植物生理学会年会講演要旨集
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Alternaria alternata由来エリシターの単離及び解析
*新屋 友規, 小曽根 郁子, 松岡 英明, 渋谷 直人, 斉藤 美佳子
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p. 456

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抄録
Alternaria alternata培養液をオートクレーブ処理し、ろ過により菌体を除去した溶液は、タバコ培養細胞BY-2に対してエリシター活性を示すことを見出している。これまでに、活性成分の粗精製を行い、糖が主要な構成成分であることを報告している。本研究ではA. alternata由来エリシター活性成分の単離及び解析を目的としている。
A. alternata培養液を凍結乾燥し乾重量122gを得た。そのメタノール不溶画分を、75%メタノール抽出、除蛋白処理、透析により順次精製を行った。さらに逆相HPLC、ゲルろ過HPLCを行いエリシター0.7mgを単離した。エリシター活性の評価は、BY-2キチナーゼの誘導を指標とした。得られた精製画分は糖を主要な構成成分としており、BY-2細胞に対して数十ng/mlでBY-2キチナーゼを誘導した。さらにエリシターの構成単糖を解析するために、単離したエリシターを加水分解後、アルジトールアセテート誘導体を調製し、GC分析を行なった。その結果、構成成分の約80%がグルコースであり、その他マンノース、ガラクトースを含んでいることを確認した。現在、エリシター活性成分の構造解析を進めている。
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© 2004 日本植物生理学会
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