日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第46回日本植物生理学会年会講演要旨集
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トレニア再生系においてアントシアニン合成誘導時に特異的に発現している遺伝子の解析
*柳楽 洋三島村 克好児玉 浩明小関 良宏
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p. 119

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抄録
植物の葉においてアントシアニンの合成が誘導され蓄積していく過程は非常に身近な現象である。それに関する研究は古くから行なわれているが,温度、光、水分などの様々な外的要因が絡みあっていることから、機構や要因については未解明な点が多いのが現状である。トレニア (Torenia fournieri Lind) はトランスジェニックのモデル植物として、様々な遺伝子の発現や花色に関する解析に利用されている。これまでの研究において、このトレニアのリーフ・ディスクからシュート再生時に、高濃度のショ糖を含む培地に移植することによって、アントシアニン合成を誘導するモデル実験系を確立した。また、植物ホルモンのABAがこのアントシアニン合成の誘導に重要な役割を果たしている事を示した。本研究では、この実験系においてアントシアニン合成誘導時に特異的に発現している遺伝子の解析を行うため、アントシアニン合成を誘導した植物体と、誘導していない植物体を用いてcDNAサブトラクションを行い,得られた1000クローンに関してcDNAマイクロアレイを用いて発現解析を行ったので報告する。
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© 2005 日本植物生理学会
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