日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第46回日本植物生理学会年会講演要旨集
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シロイヌナズナCHIBI2 (CYP72C1) によるブラシノステロイド代謝産物の解析
*大西 利幸渡邊 文太中村 正展長谷 あきら横田 孝雄坂田 完三水谷 正治
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p. 764

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抄録
植物の細胞伸長、細胞分化、屈曲、暗所の形態形成には、植物ホルモンであるブラシノステロイドが深く関与している。Activation T-DNA taggingにより単離されたシロイヌナズナchibi2変異体は、ブラシノステロイド欠損により極めて矮性を示した。chibi2においてシトクロムP450 (CYP72C1) が過剰発現してしたことから、本P450酵素が内生ブラシノステロイドの代謝 (不活性化) を行うことが示唆された。
 そこで本研究では、CHIBI2 (CYP72C1) の生化学的解析を行った。昆虫細胞発現系を用いてCHIBI2を発現させ、NADPH-P450還元酵素との再構成系を構築してCHIBI2の酵素活性を測定した。その結果、CHIBI2により6-デオキソカスタステロンが代謝されることをLC-MS分析により確認した。現在、その代謝物の詳細な構造解析を行っている。
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© 2005 日本植物生理学会
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