日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第46回日本植物生理学会年会講演要旨集
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モデル塩生植物Thellungiella halophilaのメタボロームおよびトランスクリプトーム解析
*太治 輝昭竹田 みぎわ森下 宜彦鈴木 秀幸斉藤 和樹柴田 大輔石田 順子関 原明田中 重雄篠崎 一雄
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p. 898

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抄録
塩生植物Thellungiella halophilaはArabidopsisの近似種で、外観の類似の他、植物体が小さい、生活環が短い、種子の多産といったArabidopsis同様の形質を持ち、著しい耐塩性を示す。これまでに我々はT.halophilaがcDNAレベルでArabidopsis遺伝子の90-95%の相同性を有することを利用して、Arabidopsis cDNA microarrayを用いたマイクロアレイ解析を行い、T.halophilaはストレス非存在下でArabidopsisにおける塩ストレスを含む非生物ストレスおよび生物ストレス誘導性遺伝子を高発現させていることを明らかとした。
本研究ではLC/MS, GC/MS, CE/MSを利用したメタボローム解析を行うことにより、T.halophilaの耐塩性メカニズムを代謝産物の変化の面から解析を行った。また、アジレント社の22kオリゴアレイがT.halophilaでも遺伝子発現プロファイルの解析に利用できることから、代謝産物の変化に関与する遺伝子の推定を行った。現在これらの結果をもとにT.halophilaがストレス非存在下でArabidopsisのストレス誘導性遺伝子を高発現させて耐塩性を獲得しているメカニズムの解明を進めている。
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© 2005 日本植物生理学会
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