日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第47回日本植物生理学会年会講演要旨集
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クロロゾーム様会合体の作製の試み
*原田 健一柿谷 吉則溝口 正小山 泰
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p. 029

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抄録
   緑色光合成細菌はクロロゾームというアンテナ複合体を持ち、光エネルギーを吸収して光反応中心に伝達する。その構造はバクテリオクロロフィルc (BChl c)異性体混合物の高次会合体であると考えられている。同位体置換したBChl cおよび置換していないBChl cを用いることで、in vitroで自己会合したモデル系BChl c会合体の構造は、ほぼ明らかになっている。同様の手法によってクロロゾームの構造を決定するには、再構成が必要不可欠である。再構成の確認は電子吸収分光、円偏光二色性(CD)スペクトルおよびショ糖密度勾配遠心で行った。
   Chlorobium limicola由来のクロロゾームからクロロホルム/メタノールによりBChl cを抽出し、脂質を含んだ緩衝液中に注入することにより、クロロゾーム様会合体を調製した。これに加えて、様々な方法を用いてクロロゾーム様会合体の作製を現在検討中である。
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© 2006 日本植物生理学会
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