日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第47回日本植物生理学会年会講演要旨集
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シロイヌナズナ全ゲノムタイリングアレイを用いた乾燥、低温、塩ストレス条件下でのトランスクリプトーム解析
*関 原明石田 順子諸澤 妙子松井 章浩金 鍾明中嶋 舞子槐 亜希子藤 泰子飯田 慶郷 通子望月 芳樹長谷川 義和豊田 哲郎篠崎 一雄
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p. 102

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抄録
植物は移動の自由がないため、乾燥、低温、塩などのストレスに対する独自の制御機構を備えている。これまでにDNAマイクロアレイ法などを用いて、乾燥、低温、塩などのストレスに対して応答する植物遺伝子が多数単離され、それらの機能が同定されつつある。しかしながら、アンチセンスRNA、 non-coding RNA、small RNA、選択的スプライシングなどのストレス応答機構における役割に関してはまだ多くの点が不明なままである。
全ゲノムタイリングアレイ解析は、上記RNAや選択的スプライシングなどを含むトランスクリプトームの解析方法の1つとして最近注目されてきている。そこで、我々はシロイヌナズナ全ゲノムタイリングアレイ(640万個の25-merオリゴを含み、全ゲノムの約2/3をカバーする)を用いて、乾燥、低温、塩ストレス条件下でのトランスクリプトームの全貌解明を目指して研究を進めている。これまでに乾燥ストレス10時間処理したサンプルを用いて解析したところ、乾燥ストレス応答性の新規な転写産物やアンチセンスRNAが存在することや選択的スプライシングが乾燥ストレスにより影響を受けていることを示唆する結果が得られた。
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© 2006 日本植物生理学会
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