日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第47回日本植物生理学会年会講演要旨集
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短日植物アサガオにおけるPnCRY1, PnCRY2の機能解析
*樋口 洋平小野 公代星野 敦飯田 滋鎌田 博小野 道之
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p. 159

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抄録
青色光受容体CRYPTOCHROME (CRY)は高等植物において、胚軸伸長、色素合成、概日リズム制御、花成制御等、さまざまな生理反応に関与することが知られている。長日植物シロイヌナズナにおける解析より、cry1, cry2は概日時計の同調だけでなく、CONSTANS (CO) 遺伝子の転写後制御を介して花成促進的に機能することが知られている。我々は、短日植物の花成制御におけるCRYの役割を明らかにする目的で、絶対的短日植物であるアサガオ(Pharbitis nil cv. Violet)からPnCRY1, PnCRY2を単離し、解析した。PnCRY1, PnCRY2のC末端領域に特異的な抗体を作製し、タンパク質レベルでの発現変動を解析した結果、PnCRY1はタンパク質レベルでも日周変動を示すこと、さらに、PnCRY1, PnCRY2共に青色光依存的な光分解を受けることが明らかとなった。シロイヌナズナではcry2のみが日周変動性や青色光依存的な光分解を示すことから、植物種間でcryタンパク質の光安定性が異なることが示唆された。機能解析を目的として作出したPnCRY1, PnCRY2の35S過剰発現体は、白色光下において胚軸および茎の伸長抑制を示した。これら遺伝子のRNAi発現抑制体を用いた解析結果と合わせ、アサガオにおけるPnCRYsの光周性花成制御機構への関与を考察する。
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© 2006 日本植物生理学会
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