日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第47回日本植物生理学会年会講演要旨集
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ポプラ完全長cDNAデータベースの構築
*櫻井 哲也楠城 時彦十時 泰秋山 顕治湯口 雅大豊田 敦榊 佳之篠原 健司斉藤 和季篠崎 一雄
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p. 239

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抄録
樹木は、バイオマス利用や地球環境の保全にとって重要である。ポプラは、モデル樹木として注目され、木本植物として初めて全ゲノム塩基配列が解読された。樹木の生理機能を正しく理解するためには、ゲノム情報のみでは不十分であり、cDNAコレクションなどのリソース整備が不可欠である。森林総合研究所と理化学研究所は、ポプラ(セイヨウハコヤナギ、Populus nigra var. italica)のEST解析を進めており、これまでに数千種の完全長cDNAを収集し公開している。世界に先駆けた樹木の完全長cDNA収集は、植物科学の発展に貢献するものであり、現在も継続してポプラ完全長cDNAリソースの拡充を図っている。
一方、ポプラに関する情報が増加しているにもかかわらず、データ検索等のツール提供は少なく、特にcDNA関連情報は乏しい。そこで我々は、これまでに収集した約3万の完全長cDNAについて、ゲノム配列上の物理的な位置情報を始めとしたアノテーションや他植物種の関連情報等をデータベース化し、ツールとして実装した。本発表では、データベースの紹介のほか、これらcDNA解析の結果についても報告する。
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© 2006 日本植物生理学会
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