日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第47回日本植物生理学会年会講演要旨集
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ABCタンパク質AtPGP4の機能解析
Santelia Diana*深尾 陽一朗Martinoia EnricoGeisler Markus
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p. 641

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抄録
MDRサブファミリーに属するいくつかのABCトランスポーターは、オーキシン輸送に関わる事が示されてきた。最近、我々の研究グループはAtPGP1がオーキシン排出能を持つ事を明らかにした1, 2。 本研究では、このアイソフォームであるAtPGP4の解析を行い、以下に示す結果を得た。●AtPGP4が根形成の初期段階において強く発現する事。●atpgp4変異体において、オーキシンによってコントロールされる事が知られている側根や根毛形成が促進された事。●atpgp4変異体において、オーキシンやオーキシン阻害剤であるNPAに対する感受性が変化した事。●atpgp4変異体において、オーキシン濃度が上昇し、オーキシン取り込み能が低下した事。以上の事から、AtPGP4がオーキシン輸送、および側根や根毛形成に関わる事を明らかにした3
1, Geisler M et al. (2003) Mol. Biol. Cell 14: 4238-4249
2, Geisler M et al. (2005) P. Journal 44: 179-194
3, Santelia D et al. (2005) FEBS Lett. 579: 5399-5406
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© 2006 日本植物生理学会
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