日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第48回日本植物生理学会年会講演要旨集
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イネosmads6変異体を用いたクラスG MADSボックス遺伝子の機能解析
*大森 伸之介木水 真由美内田 英史松村 葉子宮尾 安藝雄廣近 洋彦吉田 均
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p. 145

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抄録
イネの花器官形成は、双子葉植物のシロイヌナズナ等で提唱されているABCDEモデルに概ね一致し、多数のMADSボックス遺伝子が関与することが知られているが、未解明な部分も多い。その中で、OsMADS6はイネの花器官形成に関与するMADSボックス遺伝子の一つで機能未知のクラスGに分類される。我々は前回、RNAi法によってOsMADS6遺伝子をノックダウンした系統では各花器官のアイデンティティや器官数に影響があること等を報告した。
今回、我々はOsMADS6と他のMADSボックス遺伝子との関係を調べるために、OsMADS6遺伝子内にTos17トランスポゾンが挿入され、発現が抑制された系統を用いて、クラスA、B、C、E、G MADSボックス遺伝子との二重変異体を作出し、花器官への影響を観察した。また、yeast two-hybrid実験によりOsMADS6タンパクと他のクラスのMADSボックスタンパクとの相互作用を解析した。以上より、クラスG MADSボックス遺伝子の花器官形成における機能と、他のクラスのMADSボックス遺伝子との関係を考察する。
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© 2007 日本植物生理学会
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