日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第48回日本植物生理学会年会講演要旨集
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国際生物学オリンピックに参加することの意義と重要性(日本における生物教育の重要性を踏まえて)
*小林 興
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p. S049

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抄録
国際生物学オリンピック(International Biology Olympiad; IBO)は高校生を対象として、生物学の理論問題と実験問題(それぞれ5時間)への取り組みをテストする国際大会である。参加者は生物学への興味、発明の才能、創造性、忍耐力が必要とされる。IBOは様々な国における生物学のシラバスと教育的動向を比較する機会を提供し、生物学教育を国家レベルで改善する上で、有益な情報を提供する。
1990年にチェコスロバキアのオルモウツで第1回大会が開かれ、参加国数はわずか6カ国であったが、今年(2006)7月にアルゼンチン、リオクアルト市で第17回大会が開かれ、参加国数は47カ国と増えている。日本は昨年、第16回IBO大会から初参加し、今年は2回目であったが、参加学生4名中銅メダル3個を獲得した。しかし、国際レベルに到達するにはクリアーしなければならいことがいろいろある。
国際的には学年制の問題(日本は3月卒業なので高校3年生が参加できない)。国内的には試験問題の作成、組織の充実、参加学生の増加などである。これらのことを考えると、今後、IBOへの参加を継続していくには、国際生物学オリンピック日本委員会(JBO)に日本植物生理学会を含めた生物科学学会連合の支援が重要であり、皆さんのご協力をお願いしたい。詳細は、JBOホームページ http://www.jbo-info.or.jp参照。
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© 2007 日本植物生理学会
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