小児の精神と神経
Online ISSN : 2434-1339
Print ISSN : 0559-9040
発達障害との共生社会イメージ
塩川 宏郷久保 衣里平野 昌美
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2019 年 59 巻 3 号 p. 235-242

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抄録
特別支援教育に従事する教員・一般市民・発達障害当事者が思い描く「共生社会」のイメージについて明らかにすることを目的とし,自由記述式のアンケート調査を行った.「発達障害のある人もそうでない人も共に生活しやすい地域社会とはどのような社会だと思いますか」の設問に自由記述で回答を求め計量テキスト分析およびGrounded Theory Approachに準じて内容を質的に分析した.507人から有効回答が得られた.「知識・理解」「お互い・相互」「思いやり・寛容」「助け合い・支援」などのキーワードが認められ,目指すべき共生社会のイメージは,「誰もが多様な発達を理解し,知識を持ち,相互に尊重し思いやり寛容の心を持って助け合う地域社会である」が,「具体的なイメージを抱くことは難しい」ともいえる結果であった.
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© 2019 一般社団法人日本小児精神神経学会
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